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2022年12月12日
TOEIC®L&Rには過去問がありません。試験中はメモが取れず、試験後は問題が回収され持ち帰りが禁止されています。どうしてTOEIC®L&Rでは過去問がないのでしょうか。また過去問がない状態でTOEIC®L&Rの勉強をするには、どうしたらよいでしょうか。
当記事では、TOEIC®L&Rに過去問がない理由や、TOEIC®L&Rの勉強法と問題集を進めるコツについて解説します。TOEIC®L&Rには過去問はないものの、公式問題集で勉強することで十分に試験対策ができます。TOEIC®L&Rの受験を控えている方は、ぜひご一読ください。
目次
資格試験を受験する場合、過去問を解くという勉強法が一般的です。過去問を解けば、試験の傾向が分かり、合格に向けた対策を立てられます。しかし、日本国内では過去のTOEIC®L&R試験問題が公開されていません。
TOEIC®L&Rではテストによって難易度に差が生じるのを防ぐため、過去の問題の一部を修正し新しい試験に使用する、スコアの統一化を採用しています。過去の試験問題が流出するのを防ぐため、試験中はメモを取る行為が一切できません。問題用紙や解答用紙は試験会場外への持ち出しも禁止されています。
テスト傾向を確認するために、TOEIC®L&Rを運営している一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会のサイトではサンプル問題を用意しています。 (出典:一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会「サンプル問題」
韓国ではTOEIC®L&Rの過去問が入手できるため、韓国のTOEIC®L&Rの過去問を購入するのも実際の問題形式を確認する方法の1つです。
TOEIC®L&Rの受験を決めたら、まずは自分の目的にあった目標スコアを設定することが大切です。目指すスコアが定まれば、試験へのモチベーションがアップします。TOEIC®L&Rでは、目指すスコアによって勉強方法が異なるのも、目標スコアを定める大きな理由です。
目標とするスコアは、TOEIC®L&Rスコアをどのような目的で使用するかで変わってきます。リスニングパート、リーディングパートを合わせたTOEIC®L&R各テストの総合平均点はおよそ500点です。ビジネススキルとしてTOEIC®L&Rのスコアを利用する場合は600点以上、英語力を生かした業務を目指す場合は、700点以上が必要になります。
ここからは、TOEIC®L&Rのスコアアップに必要な勉強方法を確認しましょう。
語彙力を増やすことは、TOEIC®L&Rテストスコアで高得点を取得するために欠かせない対策です。まずは、TOEIC®L&Rに頻出する単語を重点的に押さえましょう
TOEIC®L&Rテストは選択式のため、単語のスペルを1つずつ覚える必要はありません。単語を書くことよりも、単語の意味と発音を結びつけて覚えることに注力しましょう。単語と発音が一致すれば、リーディングテストだけでなくリスニングテストでも効果を発揮します。
単語を知っているだけでは、文章の意味を正確に読み取れないことがあります。文章を正しく理解するために、英文法の基礎を学びましょう。
英文法の学び直しには、中学レベルのテキストをおさらいするのがポイントです。中学生向けの文法テキストには、TOEIC®L&Rに頻出する基礎文法の知識が詰まっています。
英語学習の初期段階で基礎をしっかり学ぶと、英語の知識の土台になります。基礎文法のおさらいは、点数が伸び悩んでいる場合も効果的です。
英語学習の習慣化は、TOEIC®L&Rの点数を伸ばす秘訣です。英語に接する機会が少ない環境で暮らしながらTOEIC®L&Rスコアを上げるには、少しでも多く英語に接することが重要です。
勉強を習慣化させるコツは、目標を明確にすることです。目標を高く設定したり、計画を詰め込みすぎたりすると余裕をもって勉強ができず、勉強のモチベーションを下げる原因になります。
一気に勉強するよりも毎日少しずつ勉強するほうが記憶に定着するため、忙しい日常の中でもスキマ時間を利用して英語に繰り返し触れましょう。
英語学習のモチベーションを保つため、オンライン英会話を利用したり英語学習アプリを学習に組み合わせたりするのがポイントです。TOEIC®L&Rの試験対策ができる無料コンテンツもネットやアプリで数多くそろっています。単調になりがちな英語学習にさまざまな学習方法を取り入れることで、楽しく英語学習を続けられます。
オンライン英会話では、講師と一緒に試験対策をしながら英語でのコミュニケーションの楽しさも実感できます。聴き取った英語を復唱するシャドーイング、聴き取った文章を書き取りながらリスニングするディクテーションには、何度も英語が聴けるアプリを利用しましょう。
TOEIC®L&R対策レッスンについて
TOEIC®L&Rのリスニングテストは、英語を母国語とするネイティブの発音で出題されます。そのため、発音のわずかな違いや会話のスピードに慣れる必要があります。
英語を正しく聴き取るには、ディクテーションで練習問題を聴き込むことが重要です。ディクテーションとは、音声を聴きながら一語一句を書き取る勉強法です。最初は聴き取れなかった音が英単語と結びつき、音声の内容が次第に聴き取れるようになります。リスニング力を鍛えて、テストスコアで高得点を目指しましょう。
TOEIC®L&Rテストの対策には、TOEIC®L&Rに特化した市販の参考書を利用しましょう。教材によって著者の分析に基づいた試験傾向や特徴が盛り込まれているため、ポイントをしぼって学習を進められます。
問題集選びに迷ったら、TOEIC®L&Rの公式問題集を購入するのがおすすめです。公式問題集はTOEIC®L&Rを開発しているETSが実際のテストと同じプロセスで作成しているため、本番のような実践練習を経験できます。
英語力の基本は、速読力と速聴力を鍛えることです。問題を聴き逃がさず読み残しを減らすには、間違えたポイントに戻って反復練習を繰り返しましょう。
以下では、得点アップを狙える問題集の使い方をご紹介します。
問題集を購入したら、予想問題を何度も繰り返し解くのがおすすめです。問題を何度も解くことで問題形式に慣れ、得意な分野と不得意な分野が明確になります。
学習を続けていると、同じような問題を間違える場合があります。苦手分野を自覚して重点的に学習をすれば、苦手分野の克服によってさらなる点数アップが可能です。間違えた箇所は反復練習で正しい知識を身につけ、高得点を目指すためのテクニックを身につけましょう。
英語学習には、音読が効果的です。英語の音に意識を向けて実際の発音を繰り返し練習すると、音を知覚する能力が向上します。発音が分かると、意識しなくても英単語を聴き分ける力が身につきます。
音読は単語を覚える場合にも有効です。。音声を音読しながら単語を書く「音読筆写」を繰り返すことで、音と単語が一致して聴く能力と書く能力がアップします。
TOEIC®L&Rの公式問題集があればPart3・4を、音声に合わせて読んでみましょう。同時読みがすらすらとできるようになれば、600点を獲得できるレベルも遠くないでしょう。
TOEIC®L&Rのリーディングセクションは、回答時間が足りないという悩みの多いセクションです。短い時間で正しい解答に辿り着くには、速読力が必要になります。
問題を解くときは、制限時間を設けましょう。時間配分を意識することで、パートごとにどれくらい時間をかけて解く必要があるのかが分かります。読んでもピンとこない問題は飛ばして、分かるものからどんどん解いていきましょう。
問速読には、スラッシュリーディングの活用や問題を何度も解いてTOEIC®L&Rの出題傾向に慣れることが大切です。スラッシュリーディングとは、英語の意味のかたまりごとにスラッシュを入れて文章を細切れに理解していく英語の読み方です。速読力を鍛えて、文法や語彙力、読解力など英語の基礎力が試されるリーディングセクションを攻略しましょう。
TOEIC®L&Rのリスニングテストスコアは、日常会話レベルの聴き取り力やビジネスレベルの頻出単語を覚えることで、ある程度の点数を獲得できます。リスニングセクションの音源を繰り返し聴いて復習し、問題パターンを覚えて聴解力をアップさせましょう。
英聴解力を上げるには、シャドーイングによる勉強法が効果的です。問題文を見ずに聴き取った英語をそのまま声に出してみましょう。聴き取れなかったところを文章で確認し、正しい音を真似しながら音読を繰り返します。本番さながらのリスニングが繰り返し聴けるTOEIC®L&R公式問題集の音声ダウンロードを利用するのがおすすめです。
シャドーイングを使ってリスニングセクションの問題を何度も聴くと、これまで聴き取れなかったフレーズが聴き取れるようになるメリットがあります。
TOEIC®L&R®のスコアアップにも!オンライン英会話がおすすめな理由とは
TOEIC®L&Rは、スコアの統一化の対策として過去の問題を一部修正して新しい試験で使用する場合もあるため、過去問を公開していません。
TOEIC®L&Rテストでハイスコアを獲得するには、公式問題集を繰り返し解いて、頻出単語や出題パターンなど試験の傾向と対策を把握することが大切です。
ECCオンラインでは、100時間以上の研修を重ねたクオリティの高い講師陣による授業をご提要しています。60年の実績に基づくオリジナルカリキュラムで、楽しみながら英語を学びましょう。
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