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2023年05月22日
英検®を独学で勉強して合格を目指そうとしている方の中には、勉強法が分からないという方もいるのではないでしょうか。英検®を勉強しようとすると多くの英検®対策教材や対策塾、サイトなど情報が乱立していて、最適な勉強法が分かりにくい場合があります。英検®は級が7つに分かれているものの勉強法にはそれほど変化がないため、勉強法がわからない方は試してみるのがよいでしょう。
当記事では、英検®の勉強法を6つ、また英検®は独学でも合格できるのかについて解説します。英検®を受験予定の方は、ぜひお役立てください。
目次
英検®は正式名称を「実用英語技能検定」といい、日本で知名度の高い英語試験の1つです。公益財団法人日本英語検定協会の主催・運営のもと、年に3回、全国各地の試験会場で実施されています。
英検®の特徴は、5級から1級までの5つに準1級や準2級を加えた計7つの級が設けられており、誰でもどの級からでも受験できることです。級によって難易度は異なりつつも、英検®の勉強法は共通点が多くあげられます。
以下では、英検®の勉強法を6つのポイントに分けて紹介します。
英検®の出題傾向は級に関係なく共通しており、筆記試験は主に下記の通りです。
リーディングは、3種類に分けて出題されます。文中の空所や質問の答えに当てはまる適切な語句を、選択肢の中から選ぶ形式です。ライティングは指定されたトピックについて、受験者自身の言葉で記述します。
リーディングもライティングも、読解力と文章力が求められます。過去問を何度も解いて、出題傾向や解き方を理解することが大切です。
過去問を繰り返し解くときの効果的な勉強方法は、時間を測ることと、自分で例題の文章を解説することです。試験時間は、各級で定められています。実際に測りつつ勉強することで、本番と同じ時間配分を身につけられます。
解いた問題は、自分の言葉で「なぜ、このような解答になったのか」を解説しましょう。解説すると独学でも理解度が高まり、記憶に残りやすくなります。
英語を理解するために欠かせない勉強が、単語や熟語を覚えることです。ただし、丸暗記はかえって逆効果となるおそれがあります。
単語や熟語の丸暗記が良くない理由は、下記の3つがあげられます。
英語はスペルや発音が似ている単語・熟語が多い言語です。単語帳を見て丸暗記すると、似た単語や熟語と混同したり、文脈からニュアンスの違いを読み取れなかったりします。
出題範囲が広く、覚えるべき単語や熟語が多くなることも丸暗記に向いていない理由です。2級の試験で3,800~5,100語程度の単語や熟語が使用されます。すべてを丸暗記することは困難と言えます。
理解度を高めつつ効率的に単語や熟語を覚えるコツは、文章ごと覚えることです。前後のニュアンスや文章全体も含めて覚えることで、場面に合った使い分けができるようになります。
英検®は3級以上を受験する場合、二次試験で面接も受けることとなります。面接は試験管の質問に英語で答え、イラストが描かれた問題カードを見て意見を言う試験です。4級や5級受験者には、スピーキングテストの受験資格が与えられます。面接が対話形式で行われる一方、スピーキングテストは録音で行われます。
一次試験の勉強法としてはもちろん、面接対策やスピーキングテストの練習としても声に出して読む方法が効果的です。
英語の音読を勉強に取り入れるべき理由は、人が言葉を覚えるプロセスに沿って学べるためです。読んだり聞いたりしてインプットした後は、声に出してアウトプットすることで、赤ちゃんが言葉を覚えるときと同じプロセスで英語を理解できるようになります。
声に出して英文を読むときは、最初に簡単な文章から始めることがポイントです。発音に注意しつつ、正確に読むことを心掛けましょう。自分の声を録音して、発音を確かめる方法もおすすめです。
分からない単語はこまめに調べて、少しずつ読むスピードを上げたり難しい文章に挑戦したりと、ステップアップを目指します。
将来的に1級や準1級などの上級を目指すのであれば、英文法を徹底的に復習することも重要です。選択式のリーディング問題は、全級で出題されます。上級となれば単語数が多くなり複雑な文法も登場するため、単語や熟語のみでは設問に太刀打ちできなくなります。
目安としては、2級で高校卒業程度のレベルです。上級へステップアップするためには、英文法を理解して、自ら文章を生み出せる程度の知識が必要です。
英文法の主な勉強方法は、下記の通りです。
英文法を復習するときは前述の声に出して読む勉強の他、ひたすら問題を解いて書く練習も行いましょう。書くときは文章の構造を意識しつつ復習することが、理解度を高めるコツです。
近い級を受験する仲間が周囲にいる方や英語話者と接する機会が多い方は、会話練習も取り入れると身につきやすくなります。
書いたり読んだりする勉強法に加えて、英語を集中して繰り返し聞くことも大切です。新たに問題集やテキストを購入するときも、音声CDやダウンロードサービスのある本を選びましょう。
英語を繰り返し聞くと、聞き取りながら意味を理解する能力を伸ばせます。英検®において、英語を聞いて正しく理解する能力は一次試験でも二次試験でも必要です。普段から英語に耳を慣らすことで、本番の限られた解答時間を活用できます。
英ただし、単純に何度も聞くのみでは、リスニング力の向上にはつながりません。英語を繰り返し聞くときは、下記の方法がおすすめです。
過去問のリスニング問題に挑戦すると、本番のスピード感に慣れる効果も期待できます。繰り返し聞いて、本番時と同じスピードで英語を聞き取れるようになりましょう。音声を聞いて真似をしたり、書き取ったりする勉強法も理解度の向上につながります。
1級や準1級など上級の試験を受けるときは、英文を自ら考えて生み出せるレベルの理解度が求められます。声に出して読んだり聞いたりする勉強法に加えて、英文を作成する練習も行いましょう。
英作文を勉強内容に組み込むと、苦手な部分など課題に気付ける上、文章構成力が磨かれます。単語の配置や熟語の使い方が身につけば、記述問題はもちろん面接時のスピーキングにも役立ちます。
英文を作成するときのポイントは、下記の通りです。
まずは、例文を書き写して、文章の構造を理解しましょう。ある程度理解できたら、文章構成を意識しつつ自力で英文を作成します。オリジナルの英文を書くときは、最初に伝えたい重要なことをメモしておき、内容を整理してから書き出すことが失敗しないコツです。
最後に文法やスペルミスを確認・修正して、反復練習で少しずつ間違える部分を減らしていきましょう。
英検®は過去問を繰り返し勉強することが、合格への近道です。日々コツコツと勉強をすることで、独学でも合格は目指せます。独学で英検®合格を目指す場合、時間をかけて勉強することが求められます。
受験級ごとに必要な勉強時間の目安は、下記の通りです。
英検®は級によって難易度は異なるものの、勉強法には多く共通点があります。まずは過去問を何度も解いて、英検®の出題傾向や読解力を鍛えましょう。英文を文章ごと覚えて単語や熟語を覚えることも大事です。他にも声に出して英文を読んだり、英語を繰り返し聞いたりするのもおすすめの英検®の勉強法です。英検®は独学でも合格可能な試験のため、毎日コツコツと勉強を続けることでより合格に近づけるでしょう。
上記はあくまで、1日30分~1時間程度の勉強で合格を目指した場合の目安です。受験者のレベルや勉強の速度などによって異なります。
独学で合格を目指すコツは、勉強法を継続して続けることです。自分に合った勉強法や、現在のレベルが分からない方は、プロのサポートを受けることも検討しましょう。
スピーキングや面接対策にはネイティブスピーカーとの実際の会話で力をつけるのがおすすめです。「ECCオンライン英会話」であればリアルなネイティブスピーカーのイントネーションを確認しながら、英検®の対策が可能です。試験合格だけでなく実際に英語を話せるようになりたいという方は、ぜひご利用ください。
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