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2023年06月26日
英検®3級は、5級・4級で身に付けた基礎力の集大成という位置付けであり、「中学卒業程度」のレベルとされています。英検®3級の合格率は現在公表されていませんが、2011~2015年まで一次試験の合格率は50%を下回っていないため、ポイントを押さえて学習すれば合格に近づけるでしょう。
当記事では、2015年以前に公表された英検®3級の合格率や合格基準、勉強のポイントなどを解説します。英検®3級の受験を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
英検®3級の合格率は現在公表されていません。2016年以降「英検®CSEスコア」という評価基準の導入により、合格率が公表されなくなりました。
ここでは、レベルや難易度の目安として、2015年以前に公表されていた英検®3級の合格率を紹介します。
2011~2015年までに公表されたデータに基づく英検®3級・一次試験の合格率は、50%程度です。2011~2015年まで一次試験の合格率が50%を下回った年はなく、受験者の2人に1人以上は合格していたことが分かります。また、過去の問題と現在の問題で英語レベルに大きな違いはなく、現在でも合格率に大幅な変化はないと考えられます。
英検®3級の合格に必要な勉強時間は、現在の学習状況により異なりますが、15~200時間程度が目安です。中学3年生レベルの英語学習を終えている方なら、15時間前後の勉強で合格できる可能性があります。
ポイントを押さえて学習すれば合格は不可能ではないため、きちんと試験対策をして臨みましょう。
過去のデータでは、英検®3級・二次試験の合格率が90%を超えていた時期がありました。過去の試験では10人中9人以上が合格しており、合格の難易度は低めです。現在の合格率は公表されていないものの、出題内容自体はそれほど変わっておらず、合格率にも大幅な変化はないと考えられます。
二次試験の内容は面接官と1対1で行うスピーキングテスト(5分)で、試験の流れや形式はある程度決まっています。事前に試験形式を把握し、実際の試験を想定してスピーキングの練習を繰り返せば、合格は決して難しくないでしょう。
日本英語検定協会によると、3級は「中学卒業程度」かつ「身近な英語を理解し、使用できる」レベルとされています。
(出典:日本英語検定協会「3級の過去問・試験内容」)
5級・4級で身に付けた基礎力の集大成の級であり、求められる単語力は約1250〜2100語です。合格には、中学3年生までに学ぶ英語をしっかりと理解している必要があります。
また3級は、筆記・リスニングに加えて、二次試験としてスピーキングの試験も加わることが特徴です。文法だけを押さえれば良いわけではなく、単語やイディオム、英作文、長文読解などの幅広い知識を身に付け、さらに人との会話の中で用いる技能が求められます。
2016年以降、英検®では「CSEスコア」という評価基準を採用しています。CSEスコアとは、すべての級に共通する英語力の指標です。受験級ごとに異なる合格基準スコアが設定されています。
英検®3級の場合、「リーディング」「リスニング」「ライティング」のトータルで1103点、「スピーキング」で353点が合格点です。4つの技能は各550点満点で、一次試験で約67%、二次試験で約65%の得点を獲得できていれば合格ラインと考えられます。
(出典:日本英語検定協会「英検CSEスコアとは」)
ただし、実施回ごとに合格率や難易度に差が出ないよう、スコアは全答案の採点後、統計的手法を用いて算出しています。そのため、単純な正答率のみで合否が決まるわけではないことに注意しましょう。
(出典:日本英語検定協会「英検CSEスコアでの合否判定方法について」)
英検®3級の合格に必要な勉強時間は現在の学習状況によっても異なりますが、15~200時間程度です。ここでは、英検®3級の出題傾向を踏まえて、合格するための勉強法を分野別に分かりやすく解説します。
単語や熟語の暗記は1回15分程度、毎日学習を継続するのがポイントです。短時間でも最低1週間ほど繰り返し覚えることで、単語や熟語の意味が定着しやすくなります。
また、ただ単語帳を眺めたりノートに写したりするだけでなく、音や例文を交えて覚えることも大切です。綴りを覚えているだけでは、実際の試験や会話でうまく対応できないこともあります。音や例文も交えてしっかりと言葉の使い方を理解することで、「リーディング」「リスニング」「ライティング」「スピーキング」の4技能を総合的に伸ばせます。
文法は参考書での学習を繰り返して、基礎力を定着させることがポイントです。文法の知識は、筆記試験だけでなくリスニングやスピーキングの結果にも影響します。
3級では、新たに受動態や現在完了、関係代名詞、現在分詞、過去分詞などの内容が加わります。4級・5級レベルの文法を習得できていることを前提として、フィーリングではなく仕組みを確実に理解できるよう学習を重ねましょう。3級レベルの文法を正確に理解しておくことが、さらに上位の級に挑戦する際の基礎となります。
リーディングは、過去問で問題演習を繰り返し、パートごとの問題の傾向や適切な時間配分を覚えるのがコツです。英検®3級の筆記試験は計50分で、時間内にリーディングとライティングの両方を終える必要があります。
筆記試験の時間感覚を身に付け、確実に最後の設問まで解ききれるよう工夫しましょう。スムーズに設問に答えるには、先に問題文と選択肢に目を通した上で、英文読解に取り掛かるのがおすすめです。
また筆記試験では、規定の試験時間より数分早く解き終わるよう時間配分をすると、残った数分でリスニング問題の先読みができます。
リスニング対策としては、筆記試験の解答を時間に余裕を持って終え、残った時間で問題の「先読み」をしましょう。筆記試験とリスニングテストの問題は同じ冊子にまとまっているため、音声の開始前に問題文に目を通し、選択肢から読み取れる問題のポイントをメモしておきます。試験は大問3つ、計30題で構成されていますが、特に先読みが効果を発揮するのは、選択肢が記載されている大問2と3です。
また、分からなかった問題を引きずらず、すぐに次の問題に気持ちを切り替える練習をすることも大切です。
日本英語検定協会によると、英検®3級ライティングパートの採点基準は「内容」「構成」「語彙」「文法」の4つです。
(出典:日本英語検定協会「ライティングテストの採点に関する観点および注意点(3級))
採点基準を押さえるには、まず課題で求められる内容(自分の考えとその理由2つ)を明記します。また構成は、自分の考えを先に述べ、その後で理由を補足しましょう。接続詞で文章の流れを整え、正しい英文法で記載することも重要です。
スピーキングは、実際に声を出して練習するのがポイントです。自分の回答を録音して客観的に分析したり、友人・先生に頼んで模擬面接や英会話練習をしたりして、本番で緊張しないよう対策しましょう。
質問を聞き返したいときの「Pardon?」や、考えをまとめたいときの「Well」など、面接試験で使える表現を覚えておくのもおすすめです。
英検®3級の合格率は現在公表されていませんが、2011~2015年までに公表されたデータを見れば、一次試験の合格率は50%程度です。英検®3級は中学卒業程度の英語力が求められるため、中学3年生までに学ぶ英語を理解している必要があります。
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