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2024年6月10日
ネイティブの会話や海外ドラマ・映画などを見ていると、頻繁に「kind of」が使われているのが分かります。日本人にとって「kind of」は一般的に中学で学ぶ基本的なフレーズですが、ネイティブは日常において高い頻度で使用するフレーズです。使い方を覚えることで表現の幅がグッと広がるため、4つの使い方を当記事でおさえましょう。 当記事では、kind ofの4つの意味と使い方をそれぞれ例文付きで解説します。ぜひ英語の学習にお役立てください。
目次
kindには、形容詞と名詞の2種類の用法があります。 形容詞のkindは「優しい、親切」という意味の言葉で、名詞+be動詞+kind、もしくはkind+名詞の形で使用されます。日本語の「優しい」に含まれる、「思いやりがある」「寛大だ」といったさまざまなニュアンスを表現可能です。形容詞のkindを用いた例文は以下の通りです。
名詞のkindには「種類、性質」という意味があります。「種類、性質」の意味で使用する場合、多くは前置詞のofを後ろに置き、kind ofという形で用いられます。日常会話で登場することが多いフレーズです。 kindと似た意味の単語に、typeがあります。typeもkindと同じようにtype ofで使われることが多く、具体的な分類ができるものに使用する傾向があります。日常会話や感情的なざっくりとした分類に言及する場面で使用可能です。
ネイティブは日常会話や仕事でのやり取りなど、さまざまなシーンでkind ofを使用しています。気軽に使える便利なフレーズであるため、kind ofを使いこなせるとグッとネイティブの会話に近づけるでしょう。 ここでは、kind ofの4つの意味と使い方について紹介します。
kind ofでよく使われるのが、あるものが種類やタイプに属しているときに使用される表現です。a kind ofで「~の一種」という意味を表し、ofの後ろにくる名詞は単数形になります。many kinds ofで「たくさんの種類」、all kinds ofで「いろんな種類」という意味になり、kind ofの前に付く単語で意味が変わる点がポイントです。 中でも、What kind of〜?は「どんな種類の食べ物が好き?」「どんな本を読みますか?」など、人に何かの種類を尋ねるときや会話を始めるときに使えるフレーズです。また、「What kind of question is that?(それはどういう質問なわけ?)」と馬鹿げた質問に対して呆れたり皮肉を込めたりして用いる場合もあります。 種類やタイプを表すときのkind ofを用いた例文は以下の通りです。
kind ofの前に所有格「my」を置いて、my kind of「私の好みの〜」といった使い方をする、favoriteに近い表現です。人・食事・音楽・場所など好みのものに対して用いられることが多く、口語的な英語表現になります。種類やタイプを表すkind ofの表現に近い使い方です。 好みを表すときのkind ofを用いた例文は以下の通りです。
「なんか」「ちょっと」のように、曖昧さを残した表現として頻繁に用いられます。「I kind of like her.(彼女のことがなんか好きです。)」というように、自分の発言を断定的に言うことを避ける場面で使用されることが多い表現です。正確に言い表せないときに使用することもあります。 また、kind of likeとlikeをつけて、「みたいな」「のような」という、それと思われる様子を表す場合に用いることもあります。人やものを指して使用するときは、「~のような類い」という意味になり、アメリカ人がよく使う傾向にある表現です。 曖昧さを表現したいときのkind ofを用いた例文は以下の通りです。
曖昧さを表現したいときのkind ofと似た意味の表現ですが、こちらは返事としてkind of単体で使用できます。はい、いいえなどの答えを断定したくない場合や、返事を濁したいとき、詳細を話したくないときに用いられる表現です。 曖昧な返事をするときのkind ofを用いた例文は以下の通りです。
英語学習のために海外ドラマや洋画を見ていると、「kinda」と「sort of」という表現を頻繁に耳にします。これらは、kind ofと同じような場面で使用できる語として、ネイティブの会話では頻出の表現です。 最後に、「kinda」と「sort of」の意味と使い方を紹介します。
kindaは、kind of が会話内で省略されて発音される際の表現です。「kind o'」「kinder」などと表記されることもあり、スラングとしてカジュアルな場面で使われます。 「ちょっと」「なんか」といった砕けたニュアンスの表現のため、フォーマルな場や初対面の人に使うことは避けましょう。また、頻繁に使いすぎると軽薄な印象が強まってしまうため、使いすぎにも注意が必要です。
sort ofはイギリス英語で使用することが多く、kindaと同じく意見や感情を控えめに表現したいとき、「まぁね」「少しね」といった意味で使えます。はっきりと返事をするのが難しいときにsort of単体で返事としても使えます。短縮した表現として「sorta」を用いることも可能です。 sort ofはkindaと同様に、過度に使用すると自信がないような印象を与える場合があります。適切に使えば意見や感情をやんわり伝えられるため、便利なフレーズです。
kind ofはネイティブの会話でよく使われるフレーズの1つで、主に種類やタイプに関して話すときや、曖昧さを表現したいときなどに使用されます。使い方自体はそう難しくないため、簡単な文章を作れるよう練習してから実際の会話でも使ってみましょう。 ECCオンラインでは、kind ofをはじめとする日常会話で役立つフレーズがさまざま学べます。指導力だけでなく人間力も高い講師が優しくサポートするため、英会話初心者で不安を感じる方も安心です。まずは無料体験レッスンで、実際のレッスンの雰囲気をぜひ感じてみてください。
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