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2022年12月26日
TOEIC®L&Rとは、リスニングとリーディングの英語力が測れる試験です。スコアによって自分がどれくらい英語力があるのかが分かります。スコアは自分の英語力の確認だけでなく、就職や転職でアピールすることもできます。勉強すればスコアを伸ばせる試験のため、目標点数に合った勉強法でスコアを伸ばしていきましょう。
当記事では、TOEIC®L&Rの平均点と、点数別の英語力と勉強法について解説します。TOEIC®L&Rで目標点数を取りたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
TOEIC®L&Rの公式サイトでは、過去1年分の試験のトータルスコア・セクション別スコアの平均点とスコア分布が公開されています。
TOEIC®L&Rの公式データによると、2021年度に行われたすべての試験のトータルスコア平均点は611点です。トータルスコアの分布は、500点台後半〜600点台前半にかけてがもっとも多くなっています。
2022年10月23日午後に行われた第307回TOEIC®L&R試験の平均点は、下記の通りです。
スコア分布によると、総受験者数19,884人のうち2,006人が平均点を含む595〜644点の間に分布しており、スコア分布の中でもっとも多い人数となっています。
(出典:ETS®TOEIC®「公開テスト 平均スコア・スコア分布 一覧」
TOEIC®L&Rの試験は990点満点です。点数配分は下記の通りです。
採点は「正答数×5点」のような計算方法ではなく、TOEIC®L&R独自の方法で行われます。
TOEIC®L&Rにて〜400点までの英語力は、中学英語が身に付いている程度の初心者レベルです。試験問題をスムーズに解くことは難しく、知らない単語・文法からの出題も多いでしょう。
400点までの勉強方法は、下記の通りです。
まずは英語の基礎となる土台づくりが必要となるため、中学・高校英語向けの単語帳を使用して単語力を鍛えましょう。同時進行で文法も学べば、意味やニュアンスを理解できる文章が増えます。
リスニング対策として英語に耳を慣れさせることも重要です。リスニング教材を繰り返し聞き、英語の語順や発音に対応できる耳力を育てましょう。
ここからは、点数別の英語力の特徴と勉強法について紹介します。
400〜500点は、高校英語の基礎レベルです。英語で簡単なコミュニケーションをとることが可能であり、英語学習の土台が固まりはじめた段階と言えるでしょう。ただし、高校英語の中でも難易度の高い部分については知識が不足している場合もあります。
400〜500点を目指す勉強方法は、下記の通りです。
高校英語の内容を身に付け、理解できる文章を増やしましょう。リスニングが苦手な人は教材を繰り返し聞くだけでなく、声に出して読む練習をするのがコツです。
思うように点数が上がらない場合は、基礎が抜け落ちている可能性も考えられます。中学英語を総復習して基礎力を固めましょう。
500〜600点は、英語の基礎力が身に付いたレベルです。自分の気持ち・伝えたいことを基礎的な単語・文法を用いて表現することが可能です。また、TOEIC®L&Rの長文リスニングでは、要点を理解して大まかな内容を把握できます。
500〜600点を目指す勉強方法は、下記の通りです。
高校英語の単語帳や教材を用いて、基本的な構文がスムーズに理解できるよう知識量を増やしましょう。TOEIC®L&Rの試験ではビジネス単語を取り入れた問題が多いため、基本的なビジネス単語を押さえることも重要です。
音声を聴きながら同時に話す「シャドーイング」を取り入れることで、リスニング力の向上も目指せます。
600〜700点は、日常生活で問題なく意思疎通が図れるレベルです。一般的に、履歴書の資格欄にTOEIC®L&Rのスコアを記載するのは600点〜が目安となります。複雑な表現を理解したり細かなニュアンスまで汲み取ったりすることは難しいものの、簡単なビジネスメールのやり取りなどは可能です。
600〜700点を目指す勉強方法は、下記の通りです。
単語の意味や発音だけでなく、派生語・語法などもセットで覚えることを意識しましょう。®L&R用の単語帳やテキストは数多く販売されているため、試験対策に特化した教材を選択してください。
すべての試験問題に解答できるよう時間配分を意識した練習をすることで、点数アップを狙えます。スラッシュリーディングなどを身に付けて、読解スピードを上げるのも有効です。
700〜800点は、ビジネスシーンにおいて海外企業とスムーズにやりとりできる英語上級者レベルです。多くの上場企業では、国際部門・海外営業部門への配属は700点〜と定められています。®L&Rにおいても、読み書き・リスニングをストレスなく理解できるでしょう。
700〜800点を目指す勉強法は、下記の通りです。
800〜900点は、外資系企業で働けるレベルです。問題集などを繰り返し解くことで、不安な解答や分からない問題を減らす必要があります。
時間配分や試験戦略における自分のスタイルを確立するため、試験当日を想定し、時間を測って模試に挑むのもおすすめです。
700〜800点は、ビジネスシーンにおいて海外企業とスムーズにやりとりできる英語上級者レベルです。ネイティブスピーカーとのスムーズなコミュニケーションが可能であり、ビジネスにおける専門用語も理解しながら会話できます。
800〜900点を目指す勉強法は、下記の通りです。
TOEIC®L&Rで出題されるほとんどの単語は理解できる水準であるため、あまり出題されない高難易度の単語を押さえましょう。「知らない単語をなくす」というレベルを目指し、出題頻度の低い単語も網羅するのがおすすめです。苦手分野を分析・把握して対策をとることで、さらに高得点を狙えます。
さまざまなジャンルの単語に触れるために、英語の新聞やニュースをチェックするのも有効です。
900〜990点は、ビジネスにおいて英語で困ることはなく、ネイティブスピーカーとのミーティング・商談に参加できるレベルです。日本人で900〜990点を取得できるのはわずか数%であるとされており、TOEIC®L&Rの長文も正確に速読できます。
900〜990点を目指す勉強法は、下記の通りです。
基礎単語から高難易度の単語まで、どの単語も目にした瞬間に意味が分かるよう繰り返し学習しましょう。模試を解く際は、休憩を挟まず時間を測って取り組むのがおすすめです。より本番に近い環境となるよう、リスニング音源をスピーカーで流すのもよいでしょう。
リスニングの正確性を高めるため、リスニング音源のすべての英文を完全に理解できるよう丁寧に学習を進めてください。正解ではない選択肢に分からない単語や文法がないか、すべての解答に明確な根拠を持てるかなどをチェックして、不安点をなくすことが重要です。
TOEIC®L&Rの2021年の平均点は、611点です。トータルスコアの分布は500点後半~600点前半がもっとも多くなっています。
TOEIC®L&Rでは目標点数に合わせて勉強方法を変えることで、効率よく勉強ができます。500点からは高校の基礎を深く勉強し、700点からは単語の派生語や語法などもセットで覚えます。800点以降は英語の速読や聴き取りの精度を上げていくことに努めるとよいでしょう。
ECCオンラインでは、TOEIC®L&Rの450〜500点、650〜750点、850〜990点の3つのレベルに分けてテキストを用意しています。リスニング力も伸ばしたい方は、ぜひECCオンラインレッスンでTOEIC®L&Rの対策を試してはいかがでしょうか。
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