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2023年06月19日
TOEIC®L&Rのスコアを履歴書に書く際、有効期限の有無や正しい書き方が気になっている方もいるのではないでしょうか。TOEIC®L&Rのスコアには明確な有効期限がないため、ルール上は取得から何年間でも履歴書にスコアを記載できます。
当記事では、TOEIC®L&Rの有効期限や履歴書にスコアを書く基準・注意点などを解説します。TOEIC®L&Rのスコアを就職・転職活動に生かしたい方は、ぜひご一読ください。
目次
TOEIC®L&Rのスコアには、明確な有効期限がありません。中には「有効期限は2年」という声もありますが、ルール上は取得後何年間でもスコアを履歴書などに記載できます。
有効期限が2年と言われる理由として、TOEIC®L&R公式認定証の再発行期限が2年間であることが挙げられます。企業によっては、応募時に公式認定証の原本・コピーの提出を求める場合がありますが、2年以上前に受けたテストの公式認定証は再発行できません。
そのため、公式認定証を紛失してしまった方は、2年以上前のスコアを履歴書に書けない場合があります。また、スコア自体に有効期限はないものの、就職活動・転職活動での有効性を考慮すると、やはり直近2年以内のスコアが望ましいとされることもあるため注意しましょう。
(出典:IIBC ETS®TOEIC®「よくある質問」)
TOEIC®L&Rのスコアに有効期限はないものの、直近2年以内のスコアを記載したほうが望ましいことも事実です。ここでは、履歴書に直近2年以内のスコアを記載すべき理由を2つ解説します。
応募先企業によっては、TOEIC®L&Rスコアの取得期間を指定している場合があります。英語学習習慣がない方の場合、英語力は時間とともに衰えてしまうためです。
例えば、5年前にTOEIC®L&Rで800点、900点といったハイスコアを出していても、現時点では英語力が大幅に落ちていることも珍しくありません。そのため、応募時点での正確な英語力を知るために、直近1~2年程度のスコアを指定していることがあります。
応募先企業が期間を指定している場合は、TOEIC®L&Rを再受験し、最新のスコアを提出するのがおすすめです。また、期間の指定がなかったとしても、直近のスコアを提出したほうが、試験に有利に働く可能性があります。
履歴書に直近1~2年以内のスコアを記載することで、英語学習に力を入れていることをアピールしやすくなります。
例えば、面接で「英語学習に力を入れています」と自己PRしても、TOEIC®L&Rやその他英語試験のスコアが3年以上前のものでは、説得力がありません。場合によっては、採用担当者に「口先だけでは?」と疑われてしまうこともあります。
一方、直近1~2年でTOEIC®L&Rの受験履歴があり、かつ高得点を獲得できていれば、英語学習を継続していることの証明になります。また、現時点での語学力とかけ離れたスコアを提示して採用されても、就職後に苦労する可能性があるため、スコアは最新のものを使用するのがおすすめです。
「TOEIC®L&Rのスコアは○点以上から履歴書に書ける」といった、明確なルールはありません。スコアが高い場合は、試験に有利になる可能性があるため、履歴書に書いておくのがおすすめです。
ここからは、履歴書に書くと有利になりやすいTOEIC®L&Rのスコアについて、応募する業界別に解説します。
仕事で英語を使わない企業・職種に応募する場合は平均点以上、目安として600点以上からスコアを書くとよいでしょう。
TOEIC®L&Rの2021年度のスコア平均は、611点です。また、実施回ごとの平均スコアはおおむね600点台で推移しています。
(出典:IIBC ETS®TOEIC®「公開テスト 平均スコア・スコア分布 一覧」)
そのため、600点以上を取得できていれば、必要最低限の「読む」「書く」技能を習得していることを証明しやすくなります。また、平均点以上を取得していることで、英語学習に関して努力したという印象を与えることも可能です。
なお、試験で求められる英語力は企業によって異なります。「600点以下は絶対に書いてはいけない」というルールはないので、応募先企業の求める基準を分析した上で、必要に応じてスコアを記載しましょう。
英語を日常的に使う企業・職種に応募する場合は、750点以上を基準にするとよいでしょう。一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会によると、730点以上が「どのような状況でも適切にコミュニケーションできる素地を備えている」レベルに該当します。
(出典:IIBC ETS®TOEIC®「TOEIC®スコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表」)
そのため、TOEIC®L&Rで750点程度のスコアがあれば、英語を使う職場でも支障なく業務に取り組めるレベルと見なされる可能性が高いでしょう。
ただし英語力の評価基準は企業により異なり、外資系企業など、中には800点以上を条件としているところもあります。企業が750点より高い英語力を求める場合は、応募までの期間にテスト対策を重ね、スコアアップした上で履歴書に記載することが重要です。
TOEIC®L&Rの取得スコアを履歴書に書くときは、大前提として虚偽の情報を記載しないようにしましょう。公式認定証の提出を求められない場合でも、点数を多めに記載するのはNGです。
ここでは、その他に気を付けておきたいスコア記載時の注意点を3つ紹介します。
スコアを書くときは、取得日とテストの種類を正確に記載しましょう。TOEIC®には、下記の3種類があります。
資格取得日(=受験日)は公式認定証で確認できます。英語資格が複数ある場合は、取得順に記載するのが基本です。
下記に書き方の例を記載するため、履歴書作成時の参考にしてください。
【書き方の例】
平均点以下、目安として600点以下のスコアは、履歴書に記載しないほうが無難です。企業側が英語力のある人材を求めている中、平均点以下のスコアはアピールポイントになりません。
むしろ点数によっては、「英語力が低い」「勉強が苦手」といったマイナスイメージを与えてしまうこともあります。スコアが平均点以下の場合、記載が義務付けられていないときは書かないで提出するとよいでしょう。
学校や法人が主催するTOEIC®L&RのIPテストは、企業によっては資格として認められない可能性があります。テストでは、受験後にスコアレポートがもらえるものの公式認定証は発行されず、原本やコピーの提出を求められた際に対応できないためです。
学校や法人の主導で団体試験を受けた場合は、IPテストの可能性が高いです。IPテストのスコアのみを所有している方は、TOEIC® Listening & Reading Test(公開テスト)を再受験するか、(IP)などの注釈付きで履歴書に記載しましょう。
TOEIC®L&Rのスコアには明確な有効期限が決まっていないため、取得から何年たっていても履歴書に記載可能です。しかし、就職・転職活動での有効性を考慮すれば、直近2年以内のスコアが望ましい場合もあります。
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