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2024年7月1日
新しい環境での生活に慣れ、「~に慣れてきた」と英語で表現したいのにused toとbe used to、どちらの表現を使うべきか迷ってしまう方は少なくありません。それぞれ形が似ているため紛らわしいですが、2つの表現は意味も使い方も大きく異なるため注意が必要です。 当記事では、used toとbe used toの違いや意味、使い方を例文と一緒に解説します。使い方はそう難しくないため、英文を作ったり発音してみたりして、それぞれの表現をぜひ習得してください。
目次
used toとbe used toは、それぞれの表現を使った英文の意味がまったく異なります。 「used to~」は「以前~していた」という意味であり、一方「be used to~」は「~に慣れている」という意味です。 例文を見てみましょう。
「used to~」の文章では、過去にしていた行動を表すために、toの後には必ず動詞の原形を使います。 一方で「be used to~」の文章では、toの後には必ず名詞もしくは動名詞を使う点が特徴です。慣れている対象が動作であっても、「~すること」を意味する動名詞を使います。
「used to~」の意味は「以前~していた」です。「used to + 動詞の原形」は過去の習慣や過去に繰り返したこと、過去の状態を表します。以下では例文を紹介します。
used toで過去にしていた行動を表すとともに、「今はしていない」というニュアンスを伝えられます。 また、動詞のuseは「ユーズ」、過去形のusedは「ユーズド」と発音するものの、used toの形では「ユースト・トゥ」と濁らずに発音します。usedの後ろにtoが付くことで発音が変化する点も理解しておきましょう。
否定文や疑問文でused toを使うときは、「didn't use to~」や「Did 主語 use to~」のようにdidを付けて使います。また、否定形・疑問形のdidを使うときのルールに沿って、過去形になっているusedを原形のuseに直しましょう。 used toを使った否定文と疑問文の例文を紹介します。
used toを使った否定文の意味は、「以前(あまり)~しなかった」です。「以前は~しなかったけど、今はしている」というニュアンスを伝えられます。
一方で、used toを使った疑問文は「以前(よく)~しましたか?」を意味します。
「be used to~」の意味は「~に慣れている」です。「be used to+名詞または動名詞」の形で使う英語表現で、usedは形容詞的な働きをしています。be used toを使った例文を紹介します。
be used toは、「回数や時間を積み重ねた結果、慣れている」というニュアンスを表します。 また、「getting used to~」は「~に慣れてくる」という意味の表現です。「もともとは不慣れであったものの、徐々に慣れつつある」というニュアンスを伝えられます。
be used toを否定文や疑問文で使うときは、通常のbe動詞と同じ要領で文章を作りましょう。 なお、否定文・疑問文ともに、「be used to~」のusedを原形には直しません。used toの場合とは文法のルールが異なる点に注意してください。 be used toを使った否定文と疑問文の例文を紹介します。
be used toの否定文は「be not used to~」の形です。「~に慣れていない」という意味を表せます。
疑問文では「be 主語 used to~」の形にします。be used toを使った疑問文は「〇〇は~に慣れているか」を尋ねる表現です。
used toのように「以前~していた」を表す類似表現には、wouldもあります。 しかし、wouldを使った場合は単に過去の習慣的動作を話しているだけであり、「昔は~していたものだった」という懐古のニュアンスがあります。used toのように「以前は~していたが、今はしていない」というニュアンスは含んでいないことが注意点です。 また、「以前~していた」の意味合いで使う「would~」は、「~」の部分にeatやspeakなどの動作動詞のみを使います。beやknowのような状態動詞に対しては使えません。対してused toは、動作動詞と状態動詞のどちらに対しても使えます。 used toとwouldの例文を紹介します。
wouldは用法が多い英単語であるため、過去の話であると伝えられる表現も合わせて使用しましょう。 oftenのように頻度を表す副詞や、when I was a childのようなフレーズを使うと、wouldが過去の習慣を表していることを伝えられます。
used toとbe used toは似ているようですが、まったく異なる意味合いで使われる表現です。used toでは過去の行動を表し、toのあとには動詞の原形を使います。一方で、be used toはそれ・その行動に慣れているという意味で使われ、toのあとには名詞や動名詞を使います。それぞれ疑問形や否定形も異なるため、使い方を復習して身につけましょう。 ECCオンラインでは優れた講師とともに、リアルな英語表現が学べます。used toとbe used toの使い分けをはじめ、英会話力を伸ばしたいという方は、ぜひ利用をご検討ください。
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