初めての方
サービス
英会話
英語以外の言語
その他
英会話以外の言語
料金
教材
講師
2024年12月23日
「would」は、日本語にすると「~だろう」「~したい」など、さまざまな意味に訳せる単語です。しかし、その多様な意味と使い方ゆえに、混乱してしまう人やうまく使いこなせなせているか自信がない人もいるのではないでしょうか。 当記事では、「would」の意味を、「used to」との違いなどを具体的な例文を交えながら分かりやすく解説します。「would」と「used to」をいつもごっちゃにしてしまう方も、この記事を読んでぜひ理解してみてください。
目次
「would」は「will」の過去形というイメージが強いですが、実際には非常に幅広い意味と使い方を持つ助動詞です。丁寧な表現から、過去の習慣、仮定法まで、幅広い場面で活用できます。
「would」が「~だろう」と訳される場合、話者が何かについて確信を持って断言するのではなく、過去の経験や知識に基づいて、ある事柄が起きる可能性が高いと推測していることを表します。未来の出来事に対して、確実性よりも可能性や推量のニュアンスを強く出したい時に用いられます。 「will」が「~するだろう」と訳され、未来の出来事がほぼ確実であることを示すのに対し、「would」は「~するだろう」と訳されても、その出来事が起こる可能性は高いが、必ずしも確実ではないことを示します。特に、話者が控えめに意見を述べたり、仮定的な状況を説明したりする際に用いられるのが特徴です。
「would」は、過去のある時点において繰り返し行われていた習慣や状態を表すときにも使われます。日本語にすると「~したものだ」と訳されることが多いです。この使い方には過去の状況を懐かしく回想するようなニュアンスが含まれています。 この「would」は、過去の特定の期間に、何度も繰り返されていた習慣的な行動を表します。ただし、この用法は話者の個人的な経験を回想する際に使われることが多く、客観的な事実というよりも、主観的な思い出としての意味合いを持っています。
また、「よく~した」と訳せる「would」と「used to」ですが、実はニュアンスに少し違いがあります。 「used to」は、過去に習慣的に行っていたが、現在は行っていないことを意味します。この表現には「以前は~していた(けれど今はしていない)」というニュアンスが含まれています。つまり、過去と現在を対比し、過去の習慣が現在では続いていないことを明示する特徴があります。
一方で、wouldは過去の習慣を懐かしく回想する意味合いがあります。過去の習慣そのものに焦点を当てており、現在との対比を必ずしも意識しないのが特徴です。
「would」は、仮定法と呼ばれる文法構造の中で、現実とは異なる状況や、過去に起こりえなかったことを仮定して話をする際に用いられます。この場合の「would」は、日本語にすると「~したであろう」と訳されることが多く、仮定された状況での結果を推測したり、実現しなかった願望や希望を表現したりする際に使われます。
なお、仮定法にはいくつか種類があり、基礎的なものが「仮定法過去」と「仮定法過去完了」です。
「would」は、何かをお願いしたり、提案をしたりする際に、より丁寧で控えめな表現として使われます。日本語にすると「~したい」「~していただけませんか」などと訳され、相手に配慮しつつ柔らかい印象を与える表現となります。「will」よりも控えめで礼儀正しいニュアンスを持っています。 疑問文であれば「Would you + 動詞の原形?」、肯定文であれば「I would like to + 動詞の原形」という形式です。
「would」は、主に「過去の習慣」「丁寧な依頼」「仮定法」などの場面で使われます。例えば、「When I was a child, I would play in the park every day.」(子どもの頃は毎日公園で遊んだものだ。)のように、過去の習慣を表す際に使ったり、「Would you open the window?」(窓を開けていただけますか?)のように、丁寧な依頼をする際に使ったりします。 ECCオンラインでは、60年の実績に基づくオリジナルカリキュラムを基に、英語をはじめとしたさまざまな言語のオンラインレッスンを提供しています。無料体験もできるため、ぜひお気軽にご利用ください。
併せて読みたい記事
used toとbe used toの違いはなに?意味と使い方を例文付きで解説
過去分詞とは?覚え方や使い方を例文付きでわかりやすく解説
2024年12月27日
もっと読む
2024年11月18日
2024年11月11日