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2024年1月29日
soは「とても」「なので」といった意味で覚えている方もいますが、意外にもさまざまな使い方ができる頻出英単語です。また文頭に置いてもよいのか度々悩む方もいますが、実際には置いてもよいシーンと適していないシーンがあるため、使い所を分ける必要があります。 当記事では、soを文頭に置いてもよいのかについて解答した後、soのさまざまな意味と使い方を例文付きで解説します。自然にsoを使いこなしたい方は、ぜひお役立てください。
目次
soには「副詞的用法」と「接続詞的用法」があり、さまざまな意味で利用できる単語にあたります。副詞的用法で使用する「so」を訳す際には、「そのように」や「とても」などと表現すると自然です。接続詞的用法の「so」は、「~なので」「~するために」「それでは」などと訳せます。 英語を勉強する中で「so」を文頭に置くことは望ましくないと習うケースもあるものの、必ずしてはいけないとは言い切れません。実際、ネイティブ同士の日常会話などではしばしば「so」を文頭に置く表現が見られます。 ただし、soを文頭に置く表現は、使用できる場面が限定的です。試験の文章で使用すると、文法的な誤りと判断される可能性があるため、避けることをおすすめします。ビジネスメールなどオフィシャルな表現が要求される場面においても、稚拙な印象を与えるリスクがあることから、他の言い回しを選択しましょう。
副詞とは動詞や形容詞の修飾に使用し、より詳細な説明を行うための品詞です。副詞的用法の「so」は、モノや人の様態を表現する用法と程度を示す用法に分類できます。 副詞的用法における「so」の例文と使用する際のポイントは、以下の通りです。
様態を表現する「so」の訳は、「そのように」や「そう(思う)」です。以下は、様態を表現する「so」を含む例文を示します。
様態を表現する「so」は通常、会話の主体の感情や考えを示す動詞とともに使用します。例文1の「think」は、会話の主体の考えを示す動詞です。
程度を示す用法の「so」は、「とても」「非常に」などを意味します。以下は、程度を示す「so」の例文です。
「so」と同様に「とても」を意味する単語の代表例には、「very」「such」などがあります。「very」は「so」と比較してフォーマルな印象を与えやすく、英語のスピーチや面接などでよく使用される単語です。 程度を示す「such」は形容詞にあたるため、「such a beautiful woman(本当に美しい女性)」など、名詞を装飾する形で使用します。例文1は、「such a handsome man」に書き換えが可能です。 例文4の「not so much」は、前に発言した内容に対して「それほどでもない」ことを意味する表現にあたります。たとえば、りんごが好きなことを指摘された場面において「それほど好きではない」ことを示すためには、「I don't like apples so much」などの表現が可能です。
接続詞とは、文章と文章をつなぐ役割を持つ品詞です。接続詞の「so」には、2つの文章の間に挿入して結論や目的を示す活用法と、日常会話において文頭に付ける活用法があります。それぞれの「so」を含む例文を見て、使い方をマスターしましょう。
結論を示す「so」は、「〜なので」や「〜なため」などと訳します。以下は、結論を示す「so」を含む例文です。
上記はすべて対等な関係にある文章をつなぐ等位接続詞として「so」を使用し、前の文章の結果を後ろの文章で示している例文です。「〜なので」を意味する「so」の前には必ず、カンマを付けることに注意しましょう。 なお、「なので」に「so」を使用する文章はややカジュアルな表現にあたります。ビジネスメールにおいて「なので」を表現する場合には、「therefore」「thus」などを使いましょう。
目的を示す「so」は文中で使用し、「〜するために」や「〜するように」などを意味します。目的を示す「so」は「so that」の形を使用でき、「so that」の後には主語・動詞を含む文章をつなげます。 以下は、目的を示す「so」を含む例文です。
「so that」の表現は、「can」「wll」「may」のいずれかを含む文章とともに使用するルールです。「so that」前後の文章は、時制を合わせる必要がある点にも注意しましょう。例文3では「so that」の前の文章が過去形になっているため、後ろの文章も過去形で表現されています。
文頭に付ける「so」は、「それでは」や「さて」を意味します。以下は、文頭に付ける「so」を含む例文です。
例文1や3では「買い物に行く」「授業を終了する」などの情報が相手にとって重要な内容であることを強調し、注意を引くイメージで、「so」を使用しています。例文2は、相手に対する質問のクッション言葉として「so」を使用している例です。 文頭に付ける「so」はその他、脱線した話題を元に戻す目的で活用されることもあります。話題自体を切り替える際には「so」ではなく「by the way」などを活用する必要があるため、注意しましょう。
soはさまざまな意味で用いられる頻出英単語で、使い方には「副詞的用法」と「接続詞的用法」の2通りがあります。副詞的用法ではモノや人の様態や程度を表すのに対し、接続詞的用法では2つの文章をつなげて結論や目的を表すのが特徴です。 文頭にsoを置くこともできますが、これは会話で多く使われる表現で、ビジネスメールや試験などのシーンでは失礼や間違いと判断される可能性が高いため注意しましょう。 ECCオンラインでは、100時間以上の研修に基づくレベルの高い講師が在籍しています。ネイティブの自然な「so」の使い方など、英会話のスキルを上げたいという方は、ぜひ利用を検討してみてください。
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