MENU
ログイン まずは2回無料体験レッスン

コラム

ネイティブが使う「どういたしまして」のカジュアル&ビジネス英語表現

2024年12月27日

ネイティブが使う「どういたしまして」のカジュアル&ビジネス英語表現

「ありがとう」と言われたときに、皆さんはどのような言葉で返事をしますか?日本語では「どういたしまして」が一般的ですが、英語では状況や相手との関係性によってさまざまな表現があります。

「You're welcome.」は最も一般的な表現ですが、実は「どういたしまして」には、他にもたくさんの言い方があるのをご存知でしょうか。

当記事では、ネイティブが日常的に使う「どういたしまして」のさまざまな表現を、カジュアルなシーンからビジネスシーンまで、例文とともに紹介します。

    目次

  • 1. ネイティブが使う「どういたしまして」の英語表現
    • 1-1. カジュアルな「どういたしまして」の表現
    • 1-2. ビジネスで使える丁寧な「どういたしまして」の表現
    • 1-3. スラングの「どういたしまして」の表現
  • 2. SNSやメールで使える「どういたしまして」の英語表現

  • まとめ

1. ネイティブが使う「どういたしまして」の英語表現

「Thank you.」や「Thanks.」と言われたとき、日本人は反射的に「You're welcome.」と返すことが多いです。「You're welcome.」は、日本語の「どういたしまして」にあたる最も一般的な英語の返答です。

一方で、ネイティブスピーカーは、状況や相手との関係性、さらにそのときの気分などに応じて、さまざまな表現を使い分けています。

1-1. カジュアルな「どういたしまして」の表現

カジュアルな「どういたしまして」の表現の例は、以下の通りです。

No problem.
  • 最も一般的なカジュアルな表現の1つです。相手からの感謝に対して、「問題ないよ」「どうってことないよ」と、何も気にする必要はないことを伝えられます。
  • 例文:
    • A:Thank you for lending me your pen.(ペンを貸してくれてありがとう。)
    • B:No problem. Anytime.(どうってことないよ。いつでもどうぞ。)
That’s OK.
  • 相手の感謝に対して、「大丈夫だよ」「気にしなくていいよ」といったニュアンスが含まれます。「No problem.」よりも少し砕けた印象です。
  • 例文:
    • A:Thanks for covering my shift yesterday.(昨日、シフトを代わってくれてありがとう。)
    • B:That’s OK. I didn’t mind.(大丈夫だよ。全然気にしないよ。)
No worries.
  • 「No problem.」と似ていますが、よりリラックスした雰囲気で、「心配ないよ」「気にしないで」と相手を安心させたいときに使われます。
  • 例文:
    • A:Sorry for being late.(遅れてごめんね。)
    • B:No worries. It’s fine.(大丈夫だよ。気にしないで。)
Anytime.
  • 「いつでもどうぞ」「また何かあれば言ってね」と、今後も何か力になれることを示唆する表現です。
  • 例文:
    • A:Thank you for helping me carry this box.(この箱を持ってくれてありがとう。)
    • B:Anytime. It was not that heavy.(いつでもどうぞ。そんなに重たくなかったよ。)
Sure.
  • 簡単で簡潔な表現で、「もちろんだよ」「喜んで」と、相手に快く応じていることを示します。
  • 例文:
    • A:Thank you for your help.(助かりました。)
    • B:Sure, anytime.(どういたしまして、いつでも。)
You bet.
  • 「もちろんだよ」「断る理由なんてないさ」と自信を持って快諾していることを示す表現です。フランクでカジュアルな表現です。
  • 例文:
    • A:Thanks a lot for picking me up from the airport.(空港まで迎えに来てくれて本当にありがとう。)
    • B:You bet!(もちろんだよ!)
It’s not a big deal.
  • 相手の感謝を過度に大きく捉えないように、「大したことじゃないよ」「気にしないで」と軽く伝えたいときに使われます。
  • 例文:
    • A:Thank you so much for the gift.(プレゼントどうもありがとう。)
    • B:It’s not a big deal. I’m glad you like it.(大したことじゃないよ。気に入ってくれて嬉しい。)

1-2. ビジネスで使える丁寧な「どういたしまして」の表現

ビジネスで使える丁寧な「どういたしまして」の表現の例は、以下の通りです。

You're welcome.
  • 最も一般的な丁寧な表現です。相手への感謝に対して「どういたしまして」という思いを伝えます。
  • 例文:
    • A:Thank you for your prompt reply.(迅速な返信ありがとうございます。)
    • B:You're welcome.(どういたしまして。)
It’s my pleasure.
  • 自分が喜んで対応できたことを伝える表現です。
  • 例文:
    • A:Thank you for presenting our company at the conference.(会議で私たちの会社を紹介していただきありがとうございます。)
    • B:It's my pleasure.(喜んで。)
I’m happy(glad) to help.
  • 相手を助けることができて嬉しいという気持ちを伝えます。
  • 例文:
    • A:Thank you for assisting me with this project.(このプロジェクトを手伝っていただきありがとうございます。)
    • B:I’m glad to help.(お手伝いできて嬉しいです。)
Not at all.
  • 「とんでもない」「気にしないでいいよ」というニュアンスがある表現です。
  • 例文:
    • A:Thank you for taking the time to meet with me.(お会いいただきありがとうございます。)
    • B:Not at all. It was my pleasure.(とんでもない。こちらこそ嬉しかったです。)
Don’t mention it.
  • 「そんなこと言わなくても大丈夫だよ」「気にしないで」というニュアンスです。
  • 例文:
    • A:Thanks for helping me with the presentation.(プレゼンを手伝ってくれてありがとう。)
    • B:Don't mention it. It was no trouble at all.(そんなこと言わなくても。全然手間じゃなかったよ。)
It is nothing.
  • 「大したことないよ」「取るに足らないこと」という、面倒事を助けたときなどに、相手に申し訳ない気持ちを軽減させる返答です。
  • 例文:
    • A:We appreciated your picking us up at the airport and taking us to our hotel.(空港に迎えに来てくださり、またホテルまで送っていただきありがたい限りです。)
    • B:It is nothing.(大したことないですよ。)

1-3. スラングの「どういたしまして」の表現

「どういたしまして」の意味で使える英語のフレーズには、親しい友人や家族に使えるフランクなスラングもあります。

No sweat.
  • 相手の感謝に対して、「全然たいしたことないよ」「汗をかくほどでもない」と、何でもないことだと伝えるニュアンスです。
  • 例文:
    • A:Thanks for helping me with this project.(このプロジェクトを手伝ってくれてありがとう。)
    • B:No sweat, man. Anytime.(全然いいよ。いつでも頼って。)
No big deal.
  • 相手の感謝に対して、「大したことじゃないよ」「気にしないで」と伝えるニュアンスです。
  • 例文:
    • A:Thanks for the ride.(送ってくれてありがとう。)
    • B:No big deal. It was on my way.(大したことじゃないよ。ちょうど道中だったんだ。)
That's alright.
  • 相手の感謝に対して、「大丈夫だよ」「気にしないで」と、特に問題はないことを示します。
  • 例文:
    • A:Thanks for helping me move.(引っ越しを手伝ってくれてありがとう。)
    • B:That's alright. It was fun.(大丈夫だよ。楽しかったよ。)

2. SNSやメールで使える「どういたしまして」の英語表現

SNSでは、「np(No problem.)」や「Anytime.」「No worries.」など、略語やカジュアルな表現も一般的に使われます。また、「You're welcome.」をくだけた形で「yw」と表現することもあります。

ビジネスメールなど、よりフォーマルな場面では「You're welcome.」が基本です。さらに丁寧さを加えたい場合は「You are most welcome.」という表現も使えます。また、「It was my pleasure.」や「Happy to help.」といった表現を使うと、相手への親切心や喜んで協力したという気持ちが伝わります。丁寧さを強調したい場合は、「I'm glad I could be of assistance.」や「Don't mention it.」、「The pleasure is mine.」といった表現もよいでしょう。

まとめ

「どういたしまして」を英語で表現する場合、場面に応じていくつかの選択肢があります。ビジネスシーンやフォーマルな場面では「You're welcome.」や「My pleasure.」が一般的で、相手に対して丁寧な印象を与えるでしょう。

ECCオンラインでは、日本人学習者に適したオリジナル教材をご用意しており、皆さんそれぞれのレベルに合わせた学習が可能です。無料体験レッスンも実施していますので、ぜひお気軽にお試しください。

併せて読みたい記事

ありがとうを英語でおしゃれに伝えるフレーズ!カジュアル&ビジネス

かっこいいを表現する英語の単語6つを例文付きで解説!スラングも紹介