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2024年3月4日
日本語で「とても」の代わりに使われる表現として、「非常に」「かなり」「めっちゃ」など、さまざまな種類があります。シーンや相手との関係性、住んでいる地域などによって使い分けることも珍しくありません。 英語も同様に「とても」を意味する単語として「very」や「so」をはじめ、「such」や「really」「quite」など多様な単語が存在するのをご存じでしょうか。 当記事では、英語で「とても」はなんと言えばいいのかという点にくわえて、英語で「とても」を意味する単語、それぞれの使い方を例文と一緒に解説します。
目次
日本語で「とても」を表現する際は、話し相手や状況に応じて「めっちゃ」「すごい」「極めて」「非常に」などと言葉を使い分けます。同様に、英語でも「とても」はさまざまな形で表現されます。以下は「とても」を表現する際に使う単語の一部です。
「とても」の度合いや使用に適した場面は、単語によって多少異なります。多様な単語を覚えることで、豊かな英語表現力を身につけられるでしょう。
英語で「とても」を表現する際に、よく使われる単語はveryです。ほかにもsoやsuchなど、似た意味を持つ単語はさまざまあります。 ここでは、veryにくわえ、veryに似た意味を持つ、比較的よく使われる単語を取り上げ、それぞれの使い方を例文とともに解説します。
veryは、形容詞や副詞、名詞を強調する単語です。客観的な事実を示す場合に使われる傾向があり、ビジネスシーン・フォーマルなシーンだけでなく書面でも多用されています。
veryとの組み合わせが適さない単語もあります。awful・excellent・fantastic・great・perfect・terrible・wonderfulなど、強調する意味を持つ単語です。さらに、比較級や最上級の単語に対してもveryを使いません。
soは、副詞や形容詞を強調する単語です。カジュアルで感情的なニュアンスを含んでおり、家族や友人など親しい人との会話でよく使われます。話し言葉としてのみならず、SNSで使う気軽な書き言葉としても利用できます。
soとveryの使い分け方でポイントとなるのは、「カジュアルかフォーマルか」という点です。カジュアルで主観的に表現する場合はso、フォーマルで客観的に表現する場合はveryと、覚えておいてください。
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「とても」を意味する形容詞としてsuchを用いる場合、名詞や名詞句と組み合わせます。単数の名詞には不定冠詞の「 a(an)」をつけるルールです。例えば、「such a fun time(楽しい時間)」「such an amazing person (とても素晴らしい人)」となります。
suchは代名詞としても使えます。会話にすでに登場した物事や人物に対し、「そのようなこと(人)」などと表現する場合です。例えば、友人の失敗話を受けて「Such is life(人生なんてそんなものだよ)」と励ますこともできるでしょう。
reallyは、「かなり」「本当に」などを意味し、形容詞や副詞、動詞を強調します。「とても」よりも強いニュアンスを含んでおり、おもにカジュアルな場面で主観的な思いを表現するときに使います。
reallyを使う際の注意点は、置く場所によって意味が多少異なることです。否定文で使う場合、reallyをnotの後ろに置くとやや弱めの否定となり、notの前に置くと強い否定となります。以下の例文を参考にしてください。
quiteを「とても」と似た意味で形容詞や名詞と組み合わせて使うのは、おもにアメリカ英語です。
イギリス英語の場合、「quiteと組み合わせる形容詞が度合いを調整できるかできないか」によって意味が変わるため注意してください。big・small・funnyなど、度合いを調整できる形容詞と組み合わせたquiteは、「少し」「まあまあ」という意味になります。 度合いを調整できない形容詞とquiteを組み合わせると、「とても」よりも強い意味の「完全に」「まったく」という意味で使えます。度合いを調整できない形容詞とは、free・impossible・perfect・right・unnecessaryなどです。
extremelyは、形容詞や副詞を強調する単語です。veryよりも「とても」の度合いが強く、「極めて」に近いニュアンスがあります。日常生活やビジネスシーン、フォーマルな場面や書面など幅広く用いることが可能です。
例文中の「an extremely important point」のように、形容詞と名詞から成る名詞句を強調する目的でもextremelyを使えます。
prettyは、「とても」「なかなか」「結構」といった意味の副詞として使えます。veryよりも「とても」の度合いは弱く、形容詞や副詞を強調します。カジュアルな場面で使われることが多い単語です。
「とても」という意味のprettyは、肯定文で使うのが一般的で否定文では使いません。また、prettyには「思っていたよりも~~だ」「まあまあ」という意味もあり、文脈によって柔軟に解釈する必要があります。
「とても」という意味で使われる英単語は、veryやsoをはじめ、such・really・quite・extremely・prettyなど多様です。それぞれの単語の意味や適切な使いどころを理解しておけば、状況に応じて正しく、そして豊かな英語表現ができるでしょう。 ECCオンラインでは、60年以上の実績に基づくオリジナルカリキュラムをご用意しています。900万人以上を「真の国際人」として育ててきたECCのレッスンをぜひ、体験してみてください。
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