MENU
ログイン まずは2回無料体験レッスン

コラム

「How are you?」の意味と自然な返し方!答えるときのポイントも

2024年11月11日

「How are you?」の意味と自然な返し方!答えるときのポイントも

中学の英語学習では「How are you?」の答えとして「I'm fine, and you?」とフレーズを学習しますが、実際は体調に合わせてさまざまな答え方ができます。英会話において「How are you?」にスムーズに返答できず、毎回挨拶のたびに緊張してしまう方は少なくありません。

当記事では、「How are you?」の返答フレーズを体調に合わせて紹介します。英会話の挨拶をスムーズにできるよう、ぜひいくつかのフレーズを覚えてみてください。

    目次

  • 1. 「How are you?」の意味やイメージ
    • 1-1. 「How are you?」と同じ意味をもつフレーズ
  • 2. 「How are you?」と聞かれたときの自然な返し方
    • 2-1. 調子が良いとき
    • 2-2. 普通のとき
    • 2-3. 調子が良くないとき
  • 3. 「How are you?」と聞かれたときのポイント

  • まとめ

1. 「How are you?」の意味やイメージ

「How are you?」は日本人が英語の授業で習うように、「元気ですか?」と相手の調子を尋ねるあいさつ代わりの言葉で、会話を始める合図のニュアンスを含んでいます。

しかし、「How are you?」は最もポピュラーな表現でありながら、少し古臭く思われる場合もあります。なぜなら、親しい間柄で「How are you?」を用いる機会が少なくなったためです。「How are you?」は関係性によっては社交辞令で聞いているような、相手との距離を作り出してしまう可能性があります。

なお、「How are you?」にちょっとした単語を付け加えるだけで、相手に与える印象はガラッと変わります。以下で、「How are you?」と同じ意味を持つフレーズを紹介します。

1-1. 「How are you?」と同じ意味をもつフレーズ

「How are you?」には、同じ意味を持つフレーズが多くあります。相手に合わせてフレーズを使い分けると、適度な距離感を保ちながら会話をスタートできるでしょう。

How are you doing?How are you?と同様ポピュラーな表現で、カジュアルなシーンに使える挨拶です。
How's it going?How are you doing?よりもカジュアルで、親しい友人や家族に使えるカジュアルな挨拶です。
How do you do?「初めまして」の意味で初対面の人に対して使う挨拶です。かなりフォーマルで古い表現なので、今はあまり使いません。
How’s everything?仕事や生活、ここ最近の出来事など、相手を取り巻く状況を尋ねる挨拶です。
How’s your day going?「今日の調子はどうなの?」と尋ねる挨拶です。
How have you been?久しぶりに会ったシーンで使われる挨拶で、「元気だった?」というニュアンスで使われます。

フレーズによってはカジュアルすぎてフォーマルシーンにふさわしくないものもあるため、相手との関係性に合ったフレーズ選びが大切です。

2. 「How are you?」と聞かれたときの自然な返し方

「How are you?」は日常的に登場するフレーズのため、調子に合わせて返答のフレーズを知っておくと便利です。調子が良いとき、普通のとき、調子が良くないときの3パターンに分けて、「How are you?」に対する返答フレーズを解説します。

2-1. 調子が良いとき

「How are you?」と聞かれた際、調子が良いときに使えるフレーズを紹介します。

I’m good!(元気です)「How are you?」の返答としてスタンダードなフレーズです。
Well.(良い感じ)veryをつけて「とても良い感じ」と答えることもできます。「Very well, thank you.」の形でよく使われます。
I'm great.(すごく良いよ)ビジネスシーン、カジュアルシーンどちらのシーンでもとても気分がいいときに使える言葉です。
Pretty good. (すごく調子がいい感じ)Prettyをプラスすると、ただ「Good.」と答えるよりもより好調な気分を伝えられます。
I’m doing excellent!(素晴らしいよ)最高の気分を表すフレーズで、ビジネスシーン、カジュアルシーンを選ばずに使えます。
I couldn’t be better!(最高の気分だよ)直訳すると「これ以上良いことなんてないよ」となり、とても調子が良いことを表現できます。

2-2. 普通のとき

「How are you?」と聞かれて、変わったこともなくいつも通りな状態を伝えたいときに使えるフレーズを紹介します。

Same as usual.(いつも通りです)可もなく不可もなく、普段通りの状況を伝えるときに使えます。As usual.だけでも伝えられます。
I’m OK.(まあまあかな)カジュアルな雰囲気に見えて、ビジネスシーンでも使えるフレーズです。
Not bad.(悪くはないかな)直訳で「悪くない」となるため、普通のときに使いやすいフレーズです。
I’m alright.(通常通りです)カジュアルシーン、ビジネスシーン問わずに使えます。

2-3. 調子が良くないとき

「How are you?」への返答として、調子が良くないときに使えるフレーズを紹介します。

Busy.(忙しいね)忙しい状況を一言で伝えられるフレーズです。
Not so good.(あまり良くないな)ビジネスの場でも使えるフレーズです。
I’m not feeling good/well.(あまり気分が良くないんだ)少し調子が悪いときに使えます。
Pretty tired.(かなり調子が悪い)「とても」を意味するprettyがつくと、かなり不調な様子が伝わります。
I’ve been better.(今は前ほど調子が良くないな)以前の調子と比較して、今はあまり調子が良くないというニュアンスを感じられるフレーズです。
Stressed out.(ストレスを感じています)やることがたくさんあってストレスが溜まっている状態を表します。
I’m exhausted.(最悪の気分だよ)大変疲れているときに使えます。

3. 「How are you?」と聞かれたときのポイント

「Hou are you?」と聞かれたときのポイントは、以下の3点です。

  • 笑顔で答える
    相手にいい印象を与えるには、笑顔で返答するのがポイントです。また、声はできるだけ明るいトーンを意識し、緊張せずに相手と適度なアイコンタクトを取るよう心がけると、より好印象を与えられます。

    そのほか、英会話は身振り手振りのボディランゲージを意識すると、積極的なコミュニケーションを図る姿勢が伝わります。
  • コミュニケーションをとる
    「How are you?」と聞かれたら、自分の調子を伝えたあとに「How are you?」「How about you?」「Thank you. And you?」などのフレーズで相手に質問し返しましょう。質問し返すことで自然にコミュニケーションにつなげられます。「You?」や「Yourself?」なども自然な聞き返し方です。
  • シーンによって相手を不安にさせない
    ビジネスにおける仕事相手やまだ親しい間柄でない相手には、相手を不安にさせないように配慮をするのもマナーです。

    相手を不安にさせないためには、たとえ調子の悪い日であったとしても伝えるのは避けるほうがよいでしょう。自分の状態を率直に伝えるべきかどうか、相手に合わせた判断が必要です。

「Hou are you?」と聞かれた際は、上記3つのポイントを意識して相手とのコミュニケーションを図りましょう。

まとめ

「How are you?」は英語圏での挨拶において最もポピュラーなフレーズです。しかし、日本で友人に「調子はどうなの?」と聞かず「元気?」と聞くように、相手との関係性に合わせて「How are you doing?」「How's it going?」などのフレーズが使われます。

「How are you?」の答え方には調子に合わせてさまざまな表現ができますが、初対面の相手やまだ関係性の薄い相手には、心配させないよう調子が良くないことを伝えない配慮も大切です。挨拶に答えたら聞き返して、コミュニケーションにつなげましょう。

ECCオンラインでは、ネイティブ講師とリアルな英会話における会話の始まりを学べます。いつも「How are you?」と聞かれたときに緊張してしまう方は、ぜひレッスンで練習を重ね緊張を克服してください。

併せて読みたい記事

ありがとうを英語でおしゃれに伝えるフレーズ!カジュアル&ビジネス

かっこいいを表現する英語の単語6つを例文付きで解説!スラングも紹介