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コラム

英語圏で使われるハンドサインの種類と意味12選!避けるべきものも紹介

2024年11月18日

英語圏で使われるハンドサインの種類と意味12選!避けるべきものも紹介

海外の方との会話のなかでさまざまなハンドサインが登場し、どのような意味なんだろうと疑問に感じる方もいるのではないのでしょうか。ハンドサインは自分の意志をより明確に伝えたり、会話を盛り上げたり、意思を一瞬で伝えたりなどコミュニケーションを深めるのに役立ちます。

当記事では、英語圏で使用されるハンドサインを12種、意味とともに解説します。海外のハンドサインを学びたいという方は、ぜひご覧ください。

    目次

  • 1. 英語圏で使われるハンドサインの種類と意味一覧!
    • 1-1. Fingers Crossed(フィンガーズクロスド)
    • 1-2. Thumbs Up(サムズアップ)
    • 1-3. Peace Sign(ピースサイン)
    • 1-4. So-So(ソーソー)
    • 1-5. Air Quotes(エアクオーツ)
    • 1-6. High Five(ハイファイブ)
    • 1-7. Fist Bump(フィストバンプ)
    • 1-8. Facepalm(フェイスパーム)
    • 1-9. Watching You(ウォッチングユー)
    • 1-10. Shaka Sign(シャカサイン)
    • 1-11. Shoot Me Now(シュートミーナウ)
    • 1-12. Knock on Wood(ノックオンウッド)
  • 2. 英語圏で避けるべきハンドサイン

  • まとめ

1. 英語圏で使われるハンドサインの種類と意味一覧!

日本人はピースサインや手招きなどのハンドサインをよく用いますが、英語圏では日本以上に多くのハンドサインを用いたコミュニケーションが一般的です。英語スキルに自信がなくてもハンドサインである程度の意思疎通ができるものの、同じハンドサインでも日本と外国で解釈が変わるケースも多いため注意が必要です。

次に、アメリカやイギリスなどの英語圏でよく使われるハンドサインの種類とおもな使用シーンについて解説します。

1-1. Fingers Crossed(フィンガーズクロスド)

Fingers crossedは、手をピースサインの形にして2本の指を交差させるハンドサインです。十字架をかたどった指には「神のご加護があるように」という願いがこめられており、「Good luck.」と同じように用いられます。このハンドサインを使う際は、「I'll keep my fingers crossed.(うまくいくよう祈るよ)」などの言葉とともに表しましょう。

1-2. Thumbs Up(サムズアップ)

SNSの「いいね!」ボタンなどでおなじみのthumbs upは、握りこぶしを作って親指を立てるハンドサインです。通常は「良い」「了解」などのサインですが、親指を自分の胸に向けて「私のこと?」と確認するハンドサインも有名です。また、道路に向けて行うと「ヒッチハイクしたい」という意思表示になります。

1-3. Peace Sign(ピースサイン)

日本では写真を撮るときのポーズとしておなじみのピースサインですが、本来は「平和(peace)」「勝利(victory)」などのサインとして知られています。ピースサインをするときは、手のひら側を相手に向けることがポイントです。

なお、ギリシャにおいてピースサインは手の向きに関係なく悪い意味のサインとされます。ギリシャ旅行中に記念撮影をするときやギリシャの人と話すときは、ピースサインを控えましょう。

1-4. So-So(ソーソー)

左右の手のひらを下に向けてひらひら動かすso-soは、「良くも悪くもない」という意味のハンドサインです。「So-so.」と言葉にせずにハンドサインをするだけでも、「まあまあ」という意思表示になります。

ただし、so-soは日本語の「まあまあ」よりもネガティブなニュアンスになるため要注意です。英語で「まあまあ」と伝えたい場合は、「Not bad.(悪くないよ)」「Nothing special.(いつもと同じだよ)」などを使うとよいでしょう。

1-5. Air Quotes(エアクオーツ)

Air quotesは、両手でピースサインをして人差し指と中指を曲げ伸ばしするハンドサインです。もともとは引用文を囲むダブルクォーテーションマーク("")を意味しますが、実際にはある言葉に言外の意味や皮肉を込めるときに用いられます。例えば、「It's "tasty".(おいしいよ)」と言いながらair quotesを使うと「本当はおいしくない」といった皮肉がこもります。

1-6. High Five(ハイファイブ)

お互いの手のひらを上げながら叩き合うhigh fiveは、何かに成功したときなどに「すごいね」とたたえ合うハンドサインです。high fiveは5本の指を高く上げることを意味し、両手を上げて叩き合う場合はhigh tenとも呼ばれます。相手から「Give me five!」と言われたときは、ぜひ手を上げて応じましょう。

High fiveは日本では「ハイタッチ」と呼ばれますが、ハイタッチは和製英語でありネイティブにはほとんど通じません。

1-7. Fist Bump(フィストバンプ)

こぶしを合わせるfist bumpは親密さや同意を示すハンドサインで、親しい男性同士や若い人の間でよく用いられます。こぶしを合わせた後にさまざまなジェスチャーが続くことも多く、仲間同士でしか分からないサインを一緒にすることが連帯感や親密さの印となります。日本では「グータッチ」とも呼ばれますが、ハイタッチと同じくグータッチも和製英語のため注意が必要です。

1-8. Facepalm(フェイスパーム)

手のひら(palm)で顔を覆うfacepalmは、「がっかりした」「恥ずかしい」「悩んでいる」などの意味を持つハンドサインです。片手で顔を覆う絵文字が有名ですが両手でfacepalmをすることも多く、日本語の「頭を抱える」「呆れた」「ドン引き」などのニュアンスに近いと言えます。直接的な表現を避けつつ不満の意を伝えたい場合などにも、facepalmがよく使われます。

1-9. Watching You(ウォッチングユー)

ピースサインを作って2本の指で自分の両目を指してから相手を指すwatching youは、「あなたのことを見ているよ」と伝えるハンドサインです。厳しい表情で行う場合は、「失敗しないよう見張っているぞ」というニュアンスが強調されます。親が子どもに対して行う場合は、「やんちゃな子ね」というようにたしなめる意味で使われることもしばしばです。

イギリスでは、人差し指で自分の鼻を2回叩くハンドサインも同じ意味で用いられます。

1-10. Shaka Sign(シャカサイン)

ハワイ発祥のshaka signは、手の甲を相手に向けてこぶしを作り親指と小指を立てるハンドサインです。ハワイ語のあいさつ「アロハ(Aloha)」を意味するだけでなく、「やったね」「順調だよ」「ありがとう」など状況に応じて幅広いメッセージを表現できます。より強いメッセージを伝えたい場合は、shaka signを作った手を素早く前後に振ります。

1-11. Shoot Me Now(シュートミーナウ)

親指と人差し指をピストルのように立てて自分のこめかみに人差し指を当てるshoot me nowは、「今すぐ私を撃って」という意味のハンドサインです。「死んだほうがましなほど疲れた」または「退屈すぎる」というニュアンスが込められており、しかめっ面をしたり白目をむいたりしながら行うこともしばしばです。

1-12. Knock on Wood(ノックオンウッド)

knock on woodは、木のテーブルなどをコツコツとノックしながら「幸運が続いてほしい」「不運が起こらないでほしい」とおまじないをするハンドサインです。

例えば、knock on woodを「It's nice weather.(いい天気だね)」と組み合わせると「この天気が続いてほしい」という意味になります。「I have a bit cold.(風邪気味なんだ)」と組み合わせると、「風邪が悪化しないといいけれど」といったニュアンスが強調されます。なお、ハンドサインの代わりに「knock on wood」のフレーズを加えることもしばしばです。

2. 英語圏で避けるべきハンドサイン

日本で何気なく使っているハンドサインが、海外ではまったく異なる意味になることもあります。特に英語圏で避けるべきハンドサインの代表例は、次の通りです。

  • 中指を立てる
    手の甲を相手に向けて中指を立てるハンドサインは日本でもタブーとされており、強い侮辱を表します。海外でこのハンドサインを安易に使うと、思わぬトラブルを招きかねません。
  • サムズダウン
    ブーイングのサインとしても有名なサムズダウンは、サムズアップと反対に親指を下に向けて「良くない」「否認」などを示すハンドサインです。ただ否定するだけでなく相手を挑発するニュアンスもあるため、使用は極力控えましょう。
  • 裏ピースサイン
    日本では若い人の間で裏ピースサインが流行していますが、イギリスやオーストラリアなどでは中指を立てるサインと同じくらい侮辱的なハンドサインと見なされます。
  • 手招き
    日本では、手のひらを下へ向ける手招きは「こっちへおいで」という意味でよく用いられます。しかし、海外では「あっちへ行って」と真逆の意味にとられる可能性があるため注意が必要です。ハンドサインで「こっちへおいで」と伝えたい場合は、手のひらを上へ向けて手招きしましょう。

ここで解説したハンドサインのタブーはほんの一例であり、何気ないジェスチャーが相手に誤解を与えてしまう恐れもあります。海外旅行に行ったり海外の人と会ったりするときは、その国の文化や習慣を事前に知っておくと安心です。

まとめ

英語圏では日常会話の中でさまざまなハンドサインが使用されます。例えば、fingers crossed(フィンガーズクロスド)やso-so(ソーソー)、air quotes(エアクオーツ)などです。ネイティブとの会話で登場することが多いため、会話の中で使うシーンやタイミングに慣れていくでしょう。

ECCオンラインでは、ネイティブとの会話を通じてリアルなハンドサインの使い所が理解できます。英会話の力を伸ばしていきたいという方は、ぜひ体験レッスンを受講してみてください。

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