初めての方
サービス
英会話
英語以外の言語
その他
英会話以外の言語
料金
教材
講師
2025年1月27日
日常生活で使える「生きた英語」のスキルを身につけたいなら、スラングを習うこともポイントです。スラングとは、いわゆる「俗語」のことであり、友達との会話などで使用される砕けた英語表現を指します。 英語のスラングにはさまざまな表現があり、中でも「dude」は幅広い意味をもつ一方で、使う際にはいくつかの注意点のあるスラングです。 当記事では、スラングとしてよく使われる「dude」の意味と読み方のほか、使い方(例文付き)、さらに使用時の注意点について詳しく説明します。
目次
英語ネイティブが友人同士の会話・メッセージでよく使うスラングとしての「dude」は、主に「ヤツ・おまえ・野郎」を意味する言葉です。「ドゥード」「デュード」と読みます。 「ヤツら・おまえら・野郎たち」など複数形で用いる場合のスペルは「dudes」となり、発音は「ドゥーズ」「デューズ」に近い音になります。 日本語の「ヤツ」や「おまえ」、「野郎」はややネガティブな意味合いをもつ場面もありますが、仲の良い友人同士だからこそ使える親しみやユーモアを含んだポジティブな意味合いをもつこともあります。 これと同様に、dudeも親しみや軽い冗談のニュアンスを含むフレンドリーな表現であり、「ただの友人」以上の関係性にある仲間同士で気軽に用いられています。 基本的に男性を指すことが多いものの、仲の良い友人に対して挨拶をするときや自分の感情を表現するときにも使われており、場面によっては相手の性別に関係なく使えます。
dudeは19世紀ごろに生まれた言葉で、もともとは「都会から訪れてきたであろう、しゃれた観光客」などに対して、多少の皮肉や揶揄を含ませて使う言葉でした。 しかし、時代の変化とともに「地方に住んだ経験のないおしゃれな男性」という意味で使われ始め、「dandy(ダンディ)」と類似したニュアンスをもつ言葉として広く親しまれるようになりました。 やがてカリフォルニアの男性サーファーたちが互いに呼びかける際にdudeを使い始めたことがきっかけとなり、現在のスラングとしての使い方が広まったとされています。
dudeは、ネイティブのカジュアルなコミュニケーションシーンで頻繁に使われる表現です。男性の友人への呼びかけに留まらず、挨拶として使ったり、自分の感情を表現するために使ったりと、主に3通りの使い方ができます。 ここからは、男性を指す場合、感情表現、挨拶の3つの場面でのdudeの使い方を例文とともに解説します。
男性を意味するdudeの使い方は非常に簡単で、人を意味する「person」や、男性を意味する「man」「guy」の代わりにdudeを使います。文章でそれらの表現が使われている部分をdudeに変えることで、よりカジュアルでフレンドリーな印象を与えられるでしょう。 また、dudeは男性同士で使われることが多いものの、女性が男性に対して使う場合もあります。例えば、「He is a hot dude.」のように、相手の外見やかっこよさ・セクシーさを褒める際には、基本的には女性から男性に使われるのが一般的です。
dudeは、驚きや興奮、疲れ、恐れなどの感情を強調する「感嘆詞」としても使えます。例文を見て分かるように、この使い方の特徴は「必ず文頭にdudeが来る」点です。 最初のdudeは日本語で言う「うわっ!」や「おおっ!」、「おいっ!」に相当します。感情が高ぶったときに瞬時に出てくる表現です。英語の「Oops」と似ていますが、、Oopsは主に「おっと!」「しまった!」という失敗や残念な気持ちを表現する際に使われる言葉です。一方でdudeは、喜びや恐れまでのより幅広い感情を柔軟にカバーできます。 なお、感情を表すときのdudeとmanは同じ意味をもつため、置き換えて使うことも可能です。
dudeは、仲の良い男性の友人に挨拶をするときや話しかける際の呼びかけとしても使われます。相手の名前の代わりにdudeを使うことで、よりカジュアルで親しみやすい印象を与えることが可能です。 また、dudeの代わりに「man」や「bro」も使えます。特にbroは「兄弟」を意味する「brother」の略語が元となったスラングで、dudeのように親しい男性同士で用いられる呼称です。 なお、イギリスやオーストラリアではdudeの代わりに「mate」がよく使われています。このように、地域によってスラングの使われ方に違いがあることに留意しておきましょう。
dudeは基本的に仲の良い友人同士でしか使われないカジュアルなスラング表現であるため、使い方に注意しなければ相手に対して失礼にあたったり、会話の雰囲気を悪くしてしまったりする可能性があります。 最後に、dudeを使うときの注意点を3つ説明します。英語圏にいるさまざまな相手と良い人間関係を築くためにも、注意すべきポイントをあらかじめおさえておきましょう。
dudeはフレンドリーな雰囲気を表現する、非常に砕けた言葉です。使えるシーンや相手は限られており、丁寧な言葉遣いが求められるフォーマルな場面やビジネスシーンでは適していません。例えば、上司やクライアントとの会話でdudeを使うと、「礼儀に欠ける」という否定的な評価を受ける可能性があります。 また、初対面の相手や特別親しい間柄にない人に対しても、唐突にdudeを使うのは避けたほうがよいでしょう。仲の良い友人の友人や、同い年でもこれまで特に接点がなかった人など、まだ距離感がある相手にはdudeではなく、より中立的で一般的な呼びかけを選ぶのが無難です。
前述の通り、dudeは男性の呼称として使うほかに、親しい友達への挨拶や呼びかけにも用いられます。 たとえカジュアルな挨拶や呼びかけであっても、男性が仲の良い女性に対してdudeを使用するのは一般的ではなく、場合によっては失礼と受け取られる可能性もあります。相手が不快に感じて信頼関係が崩れる原因にもなるため、できる限り避けておきましょう。 一方で、女性から男性に対してdudeを使う分には特に問題ありません。むしろ、カジュアルな雰囲気を生む表現として自然に受け入れられることが多いと言えます。 ただし、例外として妻やパートナーをdudeと呼ぶケースも存在します。このように、信頼関係ができている特別な間柄であれば、dudeを使用しても問題ない場合もあることを覚えておきましょう。
dudeは多様な使い方が可能な便利なスラングです。適度に使えば、ネイティブのような自然で親しみやすい印象を与えられますが、使いすぎには注意が必要です。 dudeを過度に多用すると単調な話し方に思われたり、語彙の幅が狭いという印象を与えてしまったりする可能性もあります。より効果的なコミュニケーションを目指すためにも、適切な場面での使用を心がけましょう。
dude(ドゥード/デュード)は、日本語で「ヤツ」「おまえ」「野郎」と訳される英単語で、親しい友人との会話でよく使われるカジュアルなスラングです。メンズの呼称として使うだけでなく、感嘆詞としてや友人への挨拶・呼びかけにも使用します。 ECCオンラインでは、100時間以上の研修を修了したクオリティの高い講師による英会話レッスンを提供しております。日本人学習者に適したオリジナル教材・カリキュラムもご用意しておりますので、初心者の方でも安心して受講いただけます。 辞書でも学べるような基本的な英語だけでなく、スラングなどを含む「日常生活に役立つ英語」も学びたいという方は、ぜひECCオンラインの無料体験レッスンを受講してみてください。無料体験レッスンの予約は、ECCオンラインのWEBサイトから会員登録後すぐに行えます。
併せて読みたい記事
「How are you?」の意味と自然な返し方!答えるときのポイントも
かっこいいを表現する英語の単語6つを例文付きで解説!スラングも紹介
2025年2月28日
もっと読む
2025年2月3日
2024年12月27日