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2024年2月26日
「この映画は前に見た映画と同じくらい面白いね」と英語で言いたいとき、どう言えばいいか迷う方もいるのではないでしょうか。「◯は△と同じくらい~だ」という表現は「as~as」を使用することで表現できます。as~asを使う際にはルールがありますが、覚えてしまうと少しの応用でさまざまな表現が言えるようになります。 当記事では、as~asの意味や使い方、as~asを使った熟語の使い方を解説します。英語スキルを伸ばしたい方や、中学・高校の英語を復習したい方は、ぜひご覧ください。
目次
asは、状態・理由・時間・変化を表し、「~しているとき」「~として」「~なので」「~同様に」などを意味する単語です。2つの単語や文章をasでつなぐ場合、asを「=(イコール)」に置き換えてもおおむね意味は通じ、両者が同等であることを示します。 as~asは、同等比較の構文です。「〇は△と同じくらい~だ」などと表したい場合に使います。例えば、「He runs as fast as my younger brother」は、「彼は私の弟と同じくらい速く走ります」という意味になります。
as~asは中学2年生の英語学習で比較表現とともに習うことが多く、大学生や社会人になって再度勉強する際には苦戦しがちな構文の1つです。ここでは、基本の使い方と否定の使い方について分かりやすく解説します。
as~asは、2つの異なる物事が同等である旨を示す構文です。as~asの中に形容詞や副詞の原級を含む文章を入れて、「~と同じくらい」を意味する文章を作れます。原級とは、単語に変化を加えない元の形です。 「old(古い)」を例にすると、「old」は原級であり、比較級は「older(より古い)」、最上級は「oldest(最も古い)」です。as~asの中には原級を入れるというルールに従うと、「as old as」となります。
as~asの中には単語のみならず、長い文章も入れられます。長い文章であっても、as~asの中に入れる文章には形容詞や副詞の原級を含んでいることがポイントです。
as~asには否定形もあります。not as~asです。「…ほど~でない」という意味で使います。not as~asを使って否定文を作る場合も、as~asの中に形容詞や副詞の原級を含む文章を入れるというルールに変わりはありません。
not as~asは、as~asが同等であると肯定した状態を否定する構文です。したがって、主語となる物事や人物と比較対象には差があることを示します。as~asの中に入る単語や文章に応じて、主語は比較対象よりも劣勢となります。
英語には、as~asを使ったさまざまな熟語があります。
以上の中から、一般によく使われる熟語を3つ取り上げて使い方を紹介します。
as soon asは、「~するとすぐに」「~するや否や」「~次第」などを意味します。急いで何かを行う(行った)状況を説明したり、至急の依頼をしたりする場合に使います。
as soon as possibleは日常生活のみならず、ビジネスにおいてもよく使われているフレーズです。メールの返信や折り返しの電話、業務の依頼など、相手側に至急の対応を求める際に使えます。覚えておくと便利でしょう。
as much asは、「~できるだけ」「~と同じくらい多く」「~ギリギリまで」などを意味します。逆説的に「~ではないが」と使う場合もあります。
as much time as(~と同じくらい多くの時間)のように、muchの後ろに単語を入れて「~くらい多くの〇〇」を意味する文章を作ることも可能です。ただし、time・money・information・newsなど、具体的に数えられない不可算名詞の単語に限ります。
as many asは、「~と同じくらい多くの」を意味します。as many asの後ろに数量を表す単語を置くと「~もの数の」を意味し、数の多さを強調する文章を作れます。
as many books asのように、manyと単語を組み合わせて文章をつくることも可能です。manyの後ろに単語を入れる場合は、books・cars・cupsなど、数えられる可算名詞の複数形を入れるルールとなっています。
as~asは「◯は△と同じくらい~だ」と表現したい際に使います。as~asの間に入れる形容詞や副詞は必ず原級の形で入れるのがルールです。否定形のnot as~as、またas~asの中に長い文章を入れる場合でも、原級の単語または原級の単語を含んだ文章を入れます。 as~asは日常会話・ビジネス会話どちらでもよく使われる構文です。ECCオンラインでは、日常会話やビジネス会話など伸ばしたい英語のレベルに合わせてサービスを提供しています。厳しい基準をクリアしたプロの講師が初心者の方から上級者まで丁寧に英語をサポートするため、気軽にぜひ利用を検討してみてください。
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