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2024年10月28日
「過去分詞」という言葉を、中学や高校の英語学習で一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。また、英語が苦手な方の中には、学生時代の英語で過去分詞につまずいてしまった方もいるでしょう。 過去分詞をしっかり学び、使いこなせるようになると、英語の表現の幅が広がります。例えば、日本語で「~したことがある」と経験を表現する部分を、英語では現在完了形(has/have+過去分詞)を使って自然な表現にすることが可能です。 この記事では過去分詞について、初心者の方や英語が苦手な方にも、例文付きで分かりやすく解説します。
目次
過去分詞は動詞が変化した形の1つで、「~し終わった」という<完了>の意味や「~された、されている」という受動の意味を表すことができます。過去形と過去分詞の主な違いは、以下の通りです。
去分詞形の変化は、大きく分けて規則動詞と不規則動詞の2つに分けられます。規則動詞の過去分詞は、一般的に語尾に「-ed」をつけることで作られます。 不規則動詞は、決まったパターンがないため、一つひとつ覚える必要があります。不規則動詞の変化のパターンは、大きく分けてABC型・ABA型・ABB型・AAA型の4種類に分けられます。
最初は単語カードに原形・過去形・過去分詞を書いて、何度も繰り返し見て声に出して読み、記憶を定着させましょう。似たような変化をする動詞をグループでまとめて覚えることで、効率よく学習できます。
過去分詞は、文の中でさまざまな役割を果たしますが、大きく分けて動詞的用法と形容的用法の2つに分類できます。 動詞的な用法の過去分詞は、主に受動態と完了形を作る際に使われます。形容詞的な用法の過去分詞は、名詞を修飾したり、補語として使われたりします。 以下では、それぞれの用法における過去分詞形の使い方を例文付きで解説します。
受動態とは、動作を受ける側を主語にした文のことです。つまり、「~される」「~された」という状態を表します。 受動態の文は、基本的に以下の形になります。
受動態を使うシーンとしては、動作を受ける側を強調したいときや、誰が動作を行ったかよりも動作の結果に注目したいとき、形式的な表現を使いたいときなどが挙げられます。
現在完了形は、過去のある時点から現在までの出来事や状態を表すときに使う英語の時制です。
現在完了形は、主に以下の3つの用法があります。
過去分詞は、動詞の過去分詞形ですが、形容詞のように名詞を修飾できます。この用法を過去分詞の形容詞的用法といいます。
上記で言うと、「broken」や「written」は、それぞれ「window」や「report」という名詞を修飾し、その状態や特徴を表しています。過去分詞は本来、動詞の過去分詞形であり、ある動作が完了した状態を表します。それが名詞を修飾する際には、その名詞がその動作を受けている状態、つまり「~された」という状態を表すことになります。
過去分詞は、形容詞のように働く場合に、文の主語や目的語の状態・様子を表す補語として用いられることがあります。
なお、補語とは、文の主語や目的語について、より詳しい情報を補う言葉のことです。つまり、主語や目的語が「何であるか」「どのような状態にあるか」などを説明する働きをします。補語の役割を理解するために、いくつかの例文を以下で紹介します。
【例】
過去分詞は、動詞の変化形の1つです。「~された」「~されている」といった受動の意味や、「~した」という完了の意味を持ちます。 受動態では、「This book was written by a famous author.(この本は有名な作家によって書かれた。)」のように、「~される」「~された」と、ある動作を受ける側を主語にした文を作れます。また完了形では、「~したことがある」「ずっと~している」「~済だ」のように、経験・継続・完了の用法で使用します。それぞれ簡単な文章から作れるように練習していきましょう。 ECCオンラインでは、日本人向けに作成されたオリジナル教材を開発しており、受講者さんそれぞれのレベルに合わせた練習が可能です。無料体験レッスンも実施していますので、ぜひお気軽にお申し込みください。
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